2枚目のクレジットカード
クレジットカードの複数持ち
審査にさえ通れば、複数枚のクレジットカードを所有することができます。クレジットカードが多くなるほど審査に通りづらくなるといわれていますが、2枚くらいなら問題ありません。むしろ、クレジットカードの2枚持ちは様々な場面で使い勝手の良さが増すため、普段クレジットカードを頻繁に利用されている方は検討する価値があるでしょう。
クレジットカードと強み
すでにクレジットカードを契約されている方はご存知かと思われますが、クレジットカードは各社それぞれ異なる強みを持っています。外国や旅行に強いクレジットカード、レジャー施設の利用など遊びに特化しているクレジットカードなど、各社が異なる特徴を売りにしています。
そのため、すでに使用しているメインのクレジットカードとは別に、異なる特徴を持つクレジットカードをサブとして持つことで、よりお得に利用できるでしょう。一方、役割が被っているクレジットカードは複数枚持ちのメリットが薄れてしまいます。複数枚持ちを考えている場合は、そのクレジットカードの強みをよく確認するようにしましょう。
管理の問題
複数枚のクレジットカードを利用していると、お金の管理ができなくなりそう、という印象を抱く方もいます。必要以上に使い込みそう、という理由でカード払いを避けている方もいますが、今の時代は支払い履歴を簡単にインターネット上で確認できます。
月に一度支払い履歴が送られてくるだけでは管理も難しくなりますが、常に利用額の確認ができるため、むしろ現金を使用するよりも分かりやすいという見方もあるでしょう。どうしても支払えなければ分割払いも可能です。
2枚目の選び方
ブランドを変える
クレジットカードには、何らかの国際ブランドマークが付いています。そのブランドの加盟店でのみクレジットカードは使用可能なので、海外旅行に持って行くなどのケースでは国際ブランドも慎重に選ばなくてはなりません。
メインのクレジットカードをJCBにしている方は、国内では問題ありませんが、海外では使用できない可能性があります。反対に、VISAやMasterCardをお持ちの方は異なる国際ブランドを選んでみましょう。普段の生活ではそこまで困ることはないかと思われますが、いざという時に1枚目も2枚目も同じ国際ブランドで使用できないのは不便です。せっかくなら、別の国際ブランドを選びましょう。
補完できる
異なるクレジットカードでも、付帯しているポイントを交換できるケースもあります。両方のカードの審査に通れば、どちらか一方で貯まったポイントをまた片方のポイントに変換できるのです。ポイントを余すことなく使用したい方にはお得な使い方ですし、双方の強みを活かせます。片方のポイントばかり貯まって、なかなか使う機会が訪れないというケースを上手く補完できるのです。
特定のお店に特化する
毎日同じスーパーで買い物をしているなら、そのお店に特化しているカードを2枚目に選ぶのも一つの手です。代表的なカードには、イオンカードがあります。イオン系列のお店で買い物をする際、お得にポイントを貯めたり割引サービスを利用できるカードです。
クレジットカードを持つ目的が、毎日紙幣や硬貨を管理しながら買い物するのが面倒だという方もいます。そんな方にはピッタリのクレジットカードですし、審査を通過すれば硬貨の貯まりがちな財布も見た目が良くなります。
他にも、ネットショップやその他様々なお店で使えるカードを各店用意しています。特化したクレジットカードは、時にどんなカードよりもお得に使えます。毎日決まったお店で買い物をされる方は、そのお店とクレジットカードについて調べてみましょう。
