学生でもクレジットカードを持つべきか？
学生でも作っておくべき
クレジットカードは持っていると便利なものなので、できれば学生でも作っておくべきものです。
しかし、どのようなカードを作れば良いのか･･･、そしてどのようにして入会すれば良いのか･･･が分からない人もいます。
そのような人のためにクレジットカードを選ぶポイントと注意点をまとめてみましょう。
学生がクレジットカードを選ぶポイント
ライフスタイルを紙に書き出してみる
まずは自分に合ったカードを選ぶために、ライフスタイルを紙に書き出してみましょう。そして数多くあるカードの内容やサービスを熟知し、加入すべきカードを絞っていきます。
カードの利用明細は家計簿として活用できるので、金銭感覚を養うのにも向いています。
基本的にはキャッシング機能やリボ払いには手を出さないようにしましょう。しかし電子マネー機能は積極的に使っていく方が、より便利な生活が送れます。
ただし半年以上使っていないカードがあれば、思い切って解約することを決心しましょう。
ステータスや限度額よりも「年会費無料」や「若者向けの会員特典」を重視
今はインターネット通販や海外旅行でカードを使う場面は多くありますし、デジタルコンテンツが普及した現在においては、現金以外の決済手段が必要不可欠な時代に入っています。
クレジットカードを選ぶポイントは審査基準・ステータス・ブランド・利用限度額・ポイント還元率・カードのデザイン・年会費・会員特典など数多くあります。
しかし学生であればステータスや限度額を気にする人はほとんどいません。
年会費無料や若者向けの会員特典があったり、海外旅行の補償サービスや盗難などへの対策を重視して選びましょう。
複数所有は必要なし！カードは１枚で充分
学生がクレジットカードを多く利用するのは、インターネットショッピング・有料サービスの決済・携帯電話料金・公共料金・交通料金・海外旅行・飲食や買い物です。
それらの支払いを1本化できるというのも大きなメリットです。
初めから何枚ものカードを作るのは得策ではありません。最初は管理が難しいので2枚から3枚のカードを使い分けるのが良いでしょう。
カードにはそれぞれ得意分野がありますので、利用するシチュエーションを考えながら使いましょう。
ポイントは侮れない
カードを利用するとポイントが貯まっていきます。このポイントについては詳しく覚えておく必要があります。
20歳以上になれば金銭感覚を身に付けることが重要ですので、上手にカードを使って賢くポイントを貯めていきましょう。
公共料金から海外旅行まで全てをカードで支払うことも可能です。
カードでの支払いによって毎月効率良くポイントが貯まっていきます。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアでの少額決済ならサインも必要ありません。積極的にカードで支払うことでポイントが順調に貯まっていくと、4年間で国際航空券と交換できるほどにもなります。
クレジットカード会社は他社との差別化のため、独自のポイントサービスを提供しています。
そこで知っておくべきことはポイント還元率です。
平均的なポイント還元率は1.5パーセントから3パーセントとなっていますが、会社によっては3パーセントになっている場合もあります。
意外と苦労する？審査に通過できるかどうか
学生がカードを作る時に心配なのは、無事に審査を通過できるかどうかです。収入がなくて社会的信用も低いので気になる部分です。
しかし学生向けカードというものがあり、未成年であっても親のサインがあれば作成できます。
このカードの審査には収入はほとんど関係ありません。
旅行保険が充実したカードを
若者は海外旅行に行く機会も多いはずですが、そのような時こそカードを作るチャンスです。ぜひ保険が付いているものを作成しておきましょう。
今のうちから意識しておくべきカードのブランドとは？
20代になると将来的にどのような目標を持っているかが大事になってきます。
出世して高収入を目指しているのなら、どんなブランドのカードを持つかが大事です。
上位カードへのアップグレードがないと困りますし、社会的な信頼性も問われてきます。カードというのは信頼の蓄積です。遅延なく地道に利用実績を積み上げていくことが信頼性を高めるためには重要なことなのです。
信頼も収入も高まっていくと上位カードへの招待状が届きます。上位カードへのアップグレードは年収や勤続年数をもとに決められます。
学生の頃から将来のアップグレードを意識しておくことで、現実的な目標が出てきます。
上位カードは年会費も高くなりますが、魅力的な特典が豊富です。
カードを所有していることで注意すべきこと
ただしカードを所持していることで注意しなければならないこともあります。それは紛失や盗難、さらにネットで不正利用されるなどの犯罪に巻き込まれることです。
ほとんどのカード会社では盗難補償があるので、もし悪用されたとしても手続きを踏めば全額を返金してくれます。
昔と比べればカード会社のサポートはかなり充実してきています。その理由は顧客を満足させることができなければ、生き残れない時代となっているからです。
カードには利用限度額があり、それを超えると使えなくなってしまいます。従って金銭感覚が正常な人なら使い過ぎることはありません。
しかし自分で支出の管理ができない人はカードよりも現金を使った方が管理がしやすくなるはずです。
