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【不正利用】果たしてクレジットカードの会社は補償してくれるのか?

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基本的にはカード会社が補償してくれるが・・・

クレジットカードの不正利用は基本的にはカード会社が補償してくれます。

ですが無制限に補償してくれるわけでは決してありません。

思わぬ請求を支払わされて泣き寝入りというようなことがないように気をつけておきましょう。

補償されるケース と 補償されないケースがある

基本的にには補償されるものの、補償されないケースとは、まずは保有者の故意や大きな過失によるものがありますし、また利用されてから60日以内に申し出なければ補償されません。

逆に言えばこの2つにさえ注意しておけば金額そのものは一切関係なく補償の対象になります。

万が一、数百万円に及ぶような不正利用があったとしても、一定金額までは自己負担とするというような免責条項はありません。

保有者の故意や大きな過失とは

保有者の故意や大きな過失とは、例えば自分のクレジットカードを他人に貸すというようなことが挙げられます。

カード利用規則に書いてあるはずですが、たとえ家族であってもクレジットカードはカードに記載された本人以外は利用できないのが決まりです。

自分の意思で他人に貸した以上、使い方についても自分は了承済みとみなされ、仮に思った以上の使い方をされたとしても何らの補償を受けるようなことはできません。

例えば家族に貸したような場合は、もちろん規約違反ではあるもののこのようなトラブルにまで発展することは現実問題として少ないでしょうが、貸した家族からさらに別の第三者に又貸しされたような場合はトラブルの可能性が高くなります。

そんな場合でも補償はありませんから、とにかく自分以外の人に使わせるということはしてはいけません。

 

このようなケース以外にも、例えば第三者に故意に自分のカードを使わせ、自分は後で補償を受けることを狙っていわば二重取りを図るというようなものは全くの論外です。

こんなことは立派な犯罪行為であり、それこそ詐欺罪か何かで逮捕起訴されても全くおかしくありません。

暗証番号(パスワード)の管理不足が補償に影響することも

カードと一緒に保管しておくことは絶対NG

また、大きな過失とは例えばカードの暗証番号をカードに貼り付けておくとか、暗証番号を書いた紙と一緒に保管しておく、あるいはカード裏面に自筆のサインをしていないケースなどが該当します。

暗証番号やサインは銀行の印鑑と同じようなものです。

このような扱い方をしているのは大きな過失と見なされ、不正利用にあっても補償はされません。

暗証番号を他人に教えることは論外です

もちろん暗証番号を他人に教えたようなケースもこれに当てはまります。

思い当たるような人は今すぐにでも対処しておくことをお勧めします。

容易に類推できないものにすることが大事

暗証番号は自分の頭の中にだけ覚えておき、家族も含めて他人には容易に類推できないものにしておきましょう。

忘れないようにどこかにメモを残しておくというのはある程度は仕方のないことかもしれませんが、そうする場合でも自分だけが分かる場所に保管しておき、カードと一緒に保管するなどはいけません。

また自宅の住所番地や車のナンバー、電話番号、誕生日など、他の人が類推しやすいものにすることも危険です。

このような場合は補償が受けられないこともあります。

その他の補償されないケースとは?

日数が経過してから申告するのはNG

不正利用が補償されないケースとしてはこのような故意や大きな過失のほか、60日以上経過したものが挙げられます。

何ヶ月も何年も前の利用について、良く見るとこれは自分が利用したものではない、不正なものに違いないと申し立てても駄目だということです。

カードは毎月一定の期日に明細が作成され、また銀行からの引き落としを向かえるはずですから、この明細や銀行からの引き落としについては毎月確認する癖をつけましょう。

カードを肌身離さず持っていても不正利用されることがある

煩わしいと思うかもしれませんが、これはクレジットカードを利用する際には当然ついて回るもの、カードを持って利用することと一体のものだというくらいの認識が必要です。

とくに、最近では必ずしもカードそのものが紛失や盗難にあった訳ではなく、きちんと間違いなく自分のカード入れの中にあるにもかかわらず不正に利用されるというケースが発生していますから、注意が必要です。

つまり、カードを自分が間違いなく持っているからというだけでは不正な利用は無いと言い切れなくなっているのです。

一つはインターネットでの利用の広まりです。

インターネットでカード決済をしたことがある人も多いでしょうが、その際のことを思い浮かべてみてください。

決済に必要なものはカード番号や有効期限、氏名、それにセキュリティコードなど、いずれもあくまで情報であってプラスチックのカードそのものではないことに気付くはずです。

つまり、何らかの手段でカードの情報を手に入れることさえできれば、カードそのものが手元に無くても利用できてしまう可能性があるのです。

 

さらには、昨今のニュースで報道もされていますが、主に海外の大規模な犯罪組織が偽造カードを大々的に作っているという話もちらほらと耳にします。

いわばコピー版のカード、偽物のカードです。

これもたまたま自分の持っているカードのコピー版が作られてしまった場合、カードそのものは手元にあったとしても不正利用されてしまうリスクがあるからです。

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