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どのカードを選ぶ?クレジットカード選び4つの注意点

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揺るぎない存在感を示すクレジットカード

アンパンひとつから高級乗用車まで、クレジットカードで支払えるものは数限りなくあります。買い物以外にも公共料金や家賃、税金までクレジットカードで払える時代になっています。

幅広いシーンでクレジットカードが使えるようになっている現代では社会人だけでなく主婦や学生、仕事をリタイヤした高齢者までさまざまな人がクレジットカードを持っています。一昔前までは浪費の象徴などと悪く言われていた面のあるクレジットカードですが、今では社会生活に欠かせない決済手段として揺るぎない存在感を示しています。

クレジットカードをどう選ぶ?

クレジットカードを皆が持つようになっている時代だからこそ悩ましいのがクレジットカード選びです。

現金は一種類しかありませんが、クレジットカードは各カード会社が発行するカードに加えゴールドカードやプラチナカードなど上位ランクカードも存在するため一体何種類あるのか正確な数がわからないほどです。100種類とも200種類ともいわれるクレジットカードの中から自分に合ったカードを選ぶのは簡単ではありません。

年会費の有無や付帯保険の充実度、割引サービスや特別予約枠など各カード会社は会員確保のために特色あるサービスを用意して競争しています。カードの情報をチェックするとどのクレジットカードもお得なサービスが充実して目移りしてしまいます。初めてクレジットカードを申し込む人にとってはどのカードに申し込むかを選ぶだけで一苦労です。

カード選びのコツは目的をはっきりさせること

クレジットカード選びのコツは「クレジットカードを持つ目的をはっきりさせること」です。

毎日の買い物を現金不要で済ませたいのか、お得なポイントをためたいのか、家賃を支払うために仕方なくカードを作るのか、特別デザインのクレジットカードがほしいのかなど同じクレジットカードを持ちたいという人でも目的はバラバラです。

数あるカードの中から自分に合った1枚を選ぶにはクレジットカードに何を求めるのかをはっきりさせて機能やサービスの充実度を比較する必要があります。

お得そうだから、とイメージだけでクレジットカードを選んでしまうと必ずしも自分にとって使いやすいカードとは限りません。規約をよく読まなかったばかりにお得どころか使いにくいカードを年会費を負担してまで持つハメになってしまうこともあります。何が必要で何が不要なのかをはっきり自分で理解してからカードを選びましょう。

クレジットカード選びの注意点

審査の通りやすさはあくまでも目安にすぎない

クレジットカード選びで重要な基準のひとつが審査の通りやすさです。クレジットカードは申込み後に行われる審査に通過しなければ発行できません。

審査基準はカード会社によって異なるためあるカードの審査に通過したからといって他のカードの審査に通過できる保証はありません。世の中には審査基準の甘いカードやブラックリスト入りしていても審査を通過できるカードなどのうわさが流れています。

しかし、うわさや口コミレベルでささやかれている審査の通りやすさには何の裏付けも補償もないことを忘れてはいけません。

確かに全体的な傾向として審査に通過しやすいクレジットカードは存在します。ただし、クレジットカードの審査基準は非公開であり審査の甘さというのは外部の人間にはわかりません。審査に落ちた人の傾向から推測することはできてもあくまで目安にすぎない情報です。

あまりうのみにしすぎるのは危険なので、審査の通りやすさに関する情報はあくまでも参考程度のものとして受け取っておきましょう。

審査の甘さに関する口コミだけを参考にクレジットカードを選ぶのではなく、利便性や機能性などを総合的に判断するのが自分に合うクレジットカードを見つけるコツです。

付帯旅行保険の補償内容に注意

クレジットカード付帯の旅行保険はカードの種類によって補償内容が異なります。例えばライフカードの旅行保険は旅行傷害保険と国内旅行傷害保険なので国外、海外両方の旅行が補償対象ですが病気は補償範囲に含まれません。

補償内容をよく確認しないまま旅行先で病気になってしまうと高額の治療費が保険でカバーできず自己負担で支払うほかありません。事前にきちんと確認しておけば別途保険加入するなどの対策もできるので、付帯旅行保険でクレジットカードを選ぶなら補償内容はきちんと確認しておきましょう。

不正利用された時の手続きを確認しておこう

便利に使えるクレジットカードですが、不安になるのが不正利用の被害です。スキミングやハッキングによって不正利用された場合、不正利用と認定された決済に関しては全額保険で被害が補償されます。不正利用は脅威ですが不正利用分に弁済義務は発生しないのでその点は安心です。

ただし、不正利用を保険でカバーするにはカード会社が定める手続きをすみやかに行うのが条件となっています。条件は簡単に言うと「不正利用がわかった時点ですぐにカード会社に連絡する」というものです。

とても簡単な条件ですが条件から外れると不正利用が補償されません。不正利用がわかったのに忙しいからと連絡をサボるとカード会社に所定の手続きがなされなかったとして保険利用を断られる可能性があります。

クレジットカードが手元に届いたら必ずカード会社の連絡先をチェックしておきましょう。万一不正利用の被害があったらすぐに連絡できるように電話番号を登録し、連絡遅れで保険が使えないという最悪の事態を回避しましょう。

どこでも使えるカード、使える店舗が少ないカード

クレジットカードにはそれぞれ国際ブランドがあります。ほとんどのクレジットカードは五大ブランドと呼ばれる「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」の何れかのブランドに属しており系列店舗や対象サービスの決済に使えます。

使えるシーンが多いのは「VISA」と「Mastercard」の2つです。この2つのブランドのカードを持っていればクレジットカードで決済できる支払いのうち95パーセントに対応できるといわれており、1枚カードを持つならVISAかMastercardのどちらかを選んでおくと安心です。

反対に使えるシーンが少ないカードが「Diners Club」です。Diners Clubはアメリカを本拠地にするクレジットカードで元々は富裕層向けの会員サービスから始まったという歴史もあり決済に使えるのは高級ホテルや一流レストラン、ゴルフ場など富裕層向けの施設やサービスが中心です。

スーパーやコンビニではDiners Clubが使えない店舗も多く、特に日本国内では普及率が高くないので日常の買い物目的でクレジットカードを作るならDiners Clubは不向きです。そのかわりラグジュアリーな海外旅行では食事料金の割引や宿泊優先予約などお得なサービスが活用できるので、シーンによって使い分ける2枚目のカードとして使いこなすのに向いているブランドです。

クレジットカード選びに失敗したと感じてもすぐに解約してはいけない

クレジットカードを作ったけれど使い勝手がイマイチ、というケースもよく見られます。クレジットカード選びに失敗してもすぐに解約してはいけません。

クレジットカードはたとえ別会社のカードであっても短期間に新規発行を申し込むことはできません。短期間に複数のカード会社に申し込むと返済の踏み倒しを警戒され、属性とは無関係に審査に落とされます。

クレジットカード選びに失敗したと感じても慌てて解約してはいけません。最低半年は我慢してカードを使い続けましょう。半年経てば別のクレジットカードに申し込みできるようになります。クレジットカードの年会費は日割り計算されず解約しても返金はありません。

先に解約してから申し込みをしてしまうと審査落ちしたときにクレジットカードを失ってしまいます。多少使い勝手が悪いカードでも無いよりはあった方がマシです。カードを失うリスクをあえて犯す必要はありません。カードを解約するのは新しいクレジットカードが手元に届いてからにしましょう。

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