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クレジットカードで納税するとお得?税金カード払いの良い点・悪い点

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クレジットカードで納税する

日常の買い物からネットショッピングの決済、公共料金の支払いといろいろな場面で使えるクレジットカードですが、税金もクレジットカードで支払えることはあまり知られていません。納税は国民の義務であり一度に支払う金額も多いので、クレジットカードで支払うととても便利です。以前からクレジットカードによる納税は可能だったのですが、2017年1月からは納税できる項目も拡大し、ますます便利になりました。

良い点の多いクレジットカード納税ですが、少ないながら悪い点も存在します。良い点・悪い点の両方を知り、税金カード払いを検討しましょう。

税金カード払いの良い点・悪い点

ポイント還元でお得

税金をカード払いするメリットで大きいのがポイント還元です。多くのクレジットカードには付帯サービスとしてポイントプログラムが用意されています。ポイントプログラムとはクレジットカードの利用金額に応じて一定額のポイントやマイルが還元されるサービスプログラムのことで、カードを使えば使うほどお得になるため、まとまった金額を支払う税金をカード払いすれば、大量のポイントやマイルを貯められるのです。

ただし、注意しなければいけないのが、クレジットカードでの税金納付にかかる決済手数料。税金をカードで払う場合は、納税額とは別に決済手数料が請求されるため、ポイント還元率が低いクレジットカードで税金を払ってしまうと、お得になるどころか普通に納めるよりも負担が増えてしまいます。

クレジットカード納税で発生する決済手数料は1万円あたり税込82円です。手数料は1万円ごとに発生するため、納税額が1万1円だと手数料は164円になってしまいます。率に換算すると0.82%~1.64%に相当する手数料が発生するので、決済手数料を上回る還元率のクレジットカードであればお得にポイントを貯められます。

支払日をずらせる

税金は期日までに請求額を納税しなくてはいけませんが、クレジットカードの分割払いを利用することで支払日をずらすことができます。納付日までにまとまったお金が用意できなくても、カード払いなら支払日をずらして分割で支払えるので、ある程度まとまったお金を手元においておく必要がある事業主などはとても便利です。

注意点としては分割払いの手数料が発生することです。クレジットカードを分割で支払う場合は規定の分割手数料がかかります。手数料はカード会社や支払い回数によって異なりますが、年率換算で12.0%~15.0%に相当します。税金は支払いが遅れると延滞分の金利が請求されますが、1カ月目は年利2.8%、2カ月目以降は年利9.1%の水準なので分割手数料よりも安く済みます。

支払額を抑えるなら分割払いよりも延滞した方がお得ですが、信用の観点から納付期限を厳守したい方には、分割払いできるのは大きなメリットです。

どのクレジットカードでも納税可能

納税に使用できるクレジットカードに規定はありません。「JCB」「VISA」「MasterCard」「AMERICAN EXPRESS」「DinersClub」のいずれかの国際ブランドのクレジットカードであればどのカード会社でもOKです。

クレジットカードは審査の厳しいカードもあれば、審査が緩くすぐに発行できるカードもありますが、その審査の厳しさも無関係です。納税用に新たに審査の緩いクレジットカードを作っても何の問題もなく納税できます。

カード払いできるのは1,000万円未満

カード払いできる税金は1,000万円未満です。納税額が1,000万円を超える場合はカード以外の方法で納税しなくてはいけません。高額納税で大量ポイント還元を狙う人には大きなデメリットになります。

カード払いできない税金もある

クレジットカードで支払える税は所得税、消費税、相続税、贈与税、法人税などの国税のほか住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税など地方税も対象になります。カード払いできる税の種類は増えているものの、全ての税がカード払いに対応しているわけではないので注意が必要です。

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