クレジットカードのキャッシングでもポイントが貯まる?
クレジットカードのキャッシングでは、残念ながらポイントが貯まらないのが一般的です。
そういったクレジットカードがゼロではないと思いますが、ほとんどのカードは借金をしたときには貯まらないようになっています。
ショッピングの利用では還元率0.5%~1.0%程度で貯まります。
もしもキャッシングでもポイントが貯まるようになっていたら、どうなるかを少し計算してみます。
金利が18%であるとします。
50万円を借りて12回払い、ちょうど一年で返済をしてしまうとして計算をしてみましょう。
毎月の返済額は45,840円、利息は50,080円となります。
ここで、もしも還元率1.0%でポイントが付与されるとしたら、50万円の1.0%なので5,000円の節約になります。
消費者金融では実際にカードローンを利用すると独自のポイントが貯まるという仕組みになっているところがあるようです。
しかし、クレジットカードの場合にはそれはむしろ少ないです。
将来的にどうなるかはわかりませんが、現時点ではクレジットカードはあくまでショッピングに利用をするものと考えておいたほうが賢いと思われます。
例えば、楽天カードを利用すると楽天スーパーポイントがもらえますが、キャッシング枠の利用は対象外です。
ただし、例外的にキャンペーンが実施されている時には対象となることもあります。
消費者金融では、プロミスやノーローンが借金をするほどポイントが貯まるというサービスをやっています。
現在、電子マネーは現金とほとんど同じ価値があるものです。
もちろん、完全に現金と同じというわけではありません。
その電子マネーに対応しているお店でないと使えないというデメリットがあります。
また、使用期限がついているような電子マネーも多いので、期限には注意をしておくべきです。
同じ金利のキャッシングでも、電子マネーや商品券がもらえるようなサービスがあったら、そっちのほうがお得になります。
金利だけで比較をするのではなく、独特の特典・キャンペーンの内容もしっかりと調べてから契約をしましょう。
銀行カードローンでも、契約をするとなにか特典がついているという商品があります。
楽天銀行が提供している楽天カードローンなどが代表例です。
新規で契約をするだけで特典をもらえることもあれば、「10万円以上を借りる」といったようになにか条件がついていることもあります。
特典が目当てで契約をしたのに、特典がもらえずにがっかりしたという体験談などもインターネット上でよくみかけます。
しっかりと契約の内容を確認しておきましょう。
見逃せないのが、消費者金融の「30日間無利息サービス」です。
これは30日間無利息になるというものですが、50万円を借りたら約7,500円もの節約になります。
50万円を金利18%で借りたら1ヶ月で約7,500円もの利息がかかってくるからです。
クレジットカードには様々な種類がありますが、どれも基本的には買い物に利用をするための商品です。
キャッシングの機能はおまけ程度に考えておきましょう。
数万円程度のお金を短期間だけ借りるのなら、クレジットカードのキャッシングを利用するというのも悪くありません。
ところが、もしも本格的にお金を借りるのなら面倒がらずに銀行カードローンを契約しましょう。
短期間で返済できるなら「30日間無利息サービス」がある消費者金融を利用したほうが銀行カードローンで借りるよりもメリットが出るケースがあります。
一番良くないのは、「面倒だから」としっかり計算をせずにお金を借りてしまうことです。
借金を返済できなくなって債務整理をすることになったら人生に大きな影響が出る可能性もあります。