クレジットカードとカードローンはどちらがお得?
クレジットカードとカードローンはどちらがお得なのでしょうか。
どちらが得と言うよりも、使う目的によって違います。
両方とも利用を認められるには、安定的な収入が必要となります。
収入の額により、利用限度額で制限を受けることもあります。
そもそも意図している目的が違う
クレジットカードの目的
クレジットカードの主目的は、買い物をする時やサービスを利用する時に立替払いをすることです。
立て替えた分は締め日の翌月に一括払いで支払うか、翌月以降から分割やリボ払いをするかボーナス時期に支払うことになります。
利用額に応じてポイントが貯まることが多く、後で電子マネーやギフト券・電子ギフトコード等に交換出来れば以降の買い物で使えるので非常にお得になります。
カード決済ができると、インターネットショッピングの決済やネットでのサービスの支払いで有利になることがあります。
クレジットカードは審査が必要となる
クレジットカードに申し込みをする時には審査を受けなくてはなりません。
顔の見えない取引でも審査に通って立替払いを認可されている所から、カードを所有していると一定の信用があると見なされるので社会的信用があることにもなります。
住まいを借りる場合には、不動産会社と提携しているクレジットカードを持っていると有利になることもあるのです。
アルバイトやパートの方は、正社員の方に比べ労働時間が短く収入が低めの傾向があります。
審査に通るのは難しいと考えるのではないでしょうか。
小売店やサービス店が発行する流通系カードや、ネットショップ等が発行するネット系カードであれば取得しやすいです。
これらのカードは顧客の囲い込みを目的としているために年収が低くても毎月定期的な収入があったり、信用情報を確認して携帯機種分割購入等の誌は来歴に問題がなかったりすれば審査に通りやすくなっています。
申込者の収入だけでなく貯蓄額や世帯全体の収入も考慮されることもあり、安定的な収入のある配偶者がいれば専業主婦や主夫・リタイアした年金生活者の方でも申し込みができるカードも多いです。
審査が厳しそうと考えるなら、良く利用している店舗からカードの発行ができないか確認してみるといいでしょう。
クレジットカードの審査を通りやすくするためには?
また、可能であればキャッシング枠を0円にすると審査に通りやすくなります。
カードの発行会社としては、借入ができる枠が付いていると貸し倒れのリスクがあります。
懸念材料が少なければ審査に通りやすくなるでしょう。
また、カードの取得を質問する欄がある場合にショッピング目的を選択するのもお勧めです。
発行会社側では、申込者がその店舗での購入を目的として発行するという認識を持つため、お金に困って申し込むのではないと判断して審査に有利になることもあります。
クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピングの中に借入枠を設けている関係上非常に少なめの金額になることが多いです。
金利も法定金利の上限に近い18%くらいの所が多く、総支払額が大きくなりがちです。
まとまった金額を借りたいのならカードローンがお勧め
まとまった金額を借りたいのであればカードローンがお勧めです。
借入限度額が大きくなるほど、金利が低く優遇されますが、消費者金融や信販会社のカードローンは総量規制があるので、年収の3分の1までに規制されます。
職業に就いていない場合は、借入限度額の設定ができないので申し込みが難しいでしょう。
銀行の借入でも総量規制の基準額を参考にすることがありますので、希望額はできるだけ必要最低限にするように気をつけてください。
ポイントが付くが交換先が少ない
借入額によってポイントが付くことがあります。
返済等に充当できるのでお得に使えることもあります。
加盟店共通ポイントが付帯している場合は、提携の店舗で買い物をする時に支払いに使うことも可能です。
カードのポイントに比べると交換先が少ないです。
銀行の場合は利用するサービスの数によって優待をしている所もあります。
金利優遇などのメリットはあるが・・・
カードローンを利用することで、預金の金利を優遇したり、他の住宅ローンやオートローン等の貸付金利を低めに優遇したりすることもあります。
ただし、他の金融機関にも借入の枠があると、新規に住宅ローンやオートローンの申し込みを行う際の審査で不利になることがあります。
審査の際に信用情報を閲覧しますが、実際に借入をしている金額まで分からないので枠があると借入をしていると見なしています。
実際に借入をしなくてもそのように判断されるので、不必要な借入枠は解約するようにしましょう。
一部の銀行カードローンではカードの国際ブランドが付帯していることもあり、カードの加盟店でショッピング利用することも可能です。
海外のATMから現地通貨を引き出す際も、お得なレートで借入できることもあります。
また、ある消費者金融の場合はクレジットカード機能が付帯したカードローンサービスも提供していて、付帯している国際ブランドの加盟店でショッピング利用することも可能ですし、キャッシングでも利用できます。
ただし、キャッシング利用が主目的となるため、成人に達していないと申し込みができないとか、自身に収入のない専業主婦や無職の方は対象外であるとか制約がありますので申し込み要項を確認するようにしましょう。
いいでしょうか。
このように、それぞれメリットがありますが、やはり将来的な信用情報などのことを考えると、やはりクレジットカードを活用するのが一番の理想なのです。