ネットビジネスをしている学生や主婦の方が陥りやすい間違ったクレジットカード申込書の書き方
クレジットカード申込書には安易に「個人事業主」とは書かない
まとまったお金が必要な時にクレジットカードを1枚持っていると、分割払いで買い物ができ、少額融資を即日で受けられます。
クレジットカード会社によっては、ネットショッピングで買い物するたびにポイントがたまり、お金として使えるお得なクレジットカードもあります。
そんな便利でお得なクレジットカードを持つには社会的な信用が必要です。信用の度合いが大きければ借り入れできる金額の上限額も高くなります。クレジットカードを発行してもらうには、クレジットカード会社の審査に申し込むことから始まります。
では、社会的に信用が高い人とはどんな人でしょう。
基本的に定期的に安定した収入があり、返済能力があること、他のカード会社から借金やローンがない人です。そのため、安定した会社に勤める会社員やその配偶者であれば、審査は通りやすいでしょう。
しかし、インターネットビジネス、特にアフェリエイトやオークションサイトのみで収益を上げ、生計をたてている方は「個人事業主」となります。
「個人事業主」は、実はクレジットカード会社での信用度をはかる審査が厳しいです。
日本において「個人事業主」とは、会社経営者や社長、サラリーマン、公務員、アルバイト、無職でもない方のことを指す言葉なのです。つまり、社会的に何者であるか証明することが一番難しい存在です。
よくある勘違いなのですが、フリーランスになって会社の経営者となった方や芸術家さんを「個人経営者」と考えがちですが、前者は自営業、後者は自由業となります。
もし、アフェリエイトやオークションサイトのみで収益を上げ、生計をたてている方であれば、「学生」、「主婦」などの社会的肩書を申込書に書きましょう。審査を通過できる確率が高くなります。
肩書がない正真正銘の「個人事業主」がクレジットカード申し込みをする場合
「個人事業主」であっても、証明できれば審査を通過できる確率が高くなります。クレジットカード会社によっては若干変わりますが、基本的に以下の書類の提出が必要です。
- 収入証明書や所得証明書
- 税務署印が押された確定申告Bの控え
- 収支内訳書
- 今後の事業計画書
初めて申し込む方は自分の肩書に合ったクレジットカードの種類に申し込もう
大学生や短大生のうちに学生用クレジットカードに申し込むと審査が通りやすい
多くのクレジットカード会社では、学生用クレジットカードの申し込みを積極的に受け付けています。
限度額の上限はもちろん低額なのですが、学生用クレジットカードだけは年会費が無料などお得なことも多いのです。
アルバイトや親の仕送りしか収入がない学生がカード審査に通りやすい理由は、親権者が保証人になること、本人が他社で借金していないことがカード会社にとっては最大のメリットだからです。
また、大学や短大に進学する未成年は優秀な人材として就職する確率も高いので、利用を継続していけば、将来良いビジネスパートナーとなることを期待しています。
学生のうちは使う予定がなくても、クレジットカードを申し込んで持っているだけで、就職後にカードの種類を一般向けに契約変更するときに手続きも簡単です。
初めてのカードは、学生用カードから長い付き合いになるので、大人になっても使い勝手の良いクレジットカード会社を選んで申し込むことをおすすめします。
旅行やショッピングをする女子に強い味方、女性向けクレジットカードに申し込もう
男女で給料に差がある企業は少なくなってきましたが、独身女性はショッピングや旅行でお金を使う機会が多いですよね。
この他に、友人の結婚式や同窓会が重なったりすると、ご祝儀や会費の他に自己投資としてエステや美容室代もばかになりません。
そんな時にクレジットカードがあると便利なのですが、女性のお金の使い方に合わせた女性向けクレジットカードに申し込んでおくと実はお得なことが多いです。
女性向けカードには、ショッピング用の保険と国内外の旅行で使える傷害保険の両方がついていることがほとんどです。
利用上限額も一般カードと変わらないのにお得な特典や保証が多いのが女性カードの特徴です。一般カードに申し込むよりも断然お得です。
敷居は高いが、低金利で上限額も高額な銀行系クレジットカードの審査に通るには
銀行系クレジットカードで学生用クレジットカードを作ってお得な将来を手に入れよう
初めてのクレジットカードをどこに申し込むか悩みませんか。
知り合いからなんとなく勧められたクレジットカードを持つのも一つの方法ですが、将来車を購入したり、家を買ったりすることを考えると金利が低くて融資の上限額が高い銀行系クレジットカードを作っておくことをお勧めします。
特に、学生用クレジットカードのお申し込みであれば、尚のことお勧めです。
なぜなら、銀行系クレジットカードはどこよりも審査が厳しいからです。そのため、まだ借金やローンがない学生のうちに銀行系クレジットカードの申し込みをし、審査に通れば、使う予定がなくても持っているだけで、信用情報はかなり良い経歴を残せます。
銀行系クレジットカードを持つなら、給与や光熱費の引き落としにその銀行口座を使っていると審査に通りやすい
学生や主婦の方でも、生活に必要は支払いで銀行口座を使った引き落としをご利用されていると思います。
支払いの遅延や延滞の経歴のないものに限りますが、収支の実績がある口座の銀行へのクレジットカードの申し込みは、申込者の収入と支出が明確なので、審査が通りやすくなる傾向があります。
審査が厳しく敷居が高いので、初めてのカードに銀行系クレジットカードを選択肢に入れていない方が多いのですが、きれいな経歴のうちに申し込むと将来的に必ずお得です。
信販系などに比べて、ポイント制やお買い物特典機能は少ないですが、将来大きな買い物をするときの強い味方になるでしょう。
リボ払い専用クレジットカードで申し込むと審査のハードルは低くなる
リボ払いとは何か
クレジットカードで購入した金額や件数に関係なく、毎月決まった額と手数料で返済していく方法です。
毎月決まった額だけを支払うので、返済が滞ることは考えにくいのですが、利用者が使い過ぎに気づかず、返済期間が膨大に長引くことがあります。クレジットカード会社によっては、定額制リボ払いの他に残高スライド式リボ払いを選択することができます。
残高スライド式リボ払いは、借りた金額が一定額を超えると毎月の返済額も変化します。つまり、クレジットカードを利用した金額が増えると、毎月の返済額も増える仕組みです。
そのため使い過ぎに気づきやすく、返済期間も長引かないメリットがあります。しかし、収入に応じたクレジットカードの使い方ができなければ、返済増額で生活を困窮させることもあります。
支払いが遅れるとクレジットカード会社で定めた延滞金がかかり、信用情報に遅延記録が残ります。
リボ払い専用クレジットカードで、「繰上げ返済」実績を作って一般カード審査を通過しよう
学生であってもクレジットカードの審査に通らない方も中にはいらっしゃいます。審査に落ちると、半年から1年は落ちた経歴が残ります。そのため、次回の申し込みは間をしっかり空けてから再申し込みをすることをお勧めします。
一般カードで審査を通過できず、1年後に再申し込みするときはリボ払い専用クレジットカードを選んで申し込むと、審査に通りやすいこともあります。
もし、リボ払い専用カードの審査が通ったら、定額返済の他に「繰上げ返済」実績を作ることをお勧めします。お金の余裕があるときに、臨時返済をすることで、返済期間を短くすることができます。
支払い能力があることを証明できるので、次回一般カードへの申し込み審査に通る確率が高くなるでしょう。
しかし、クレジットカード会社によっては「繰上げ返済」ができないこともあるので、申し込む前にリボ払いについてしっかり確認しましょう。