ANAのゴールドカードは、どんな人に向いている?
最近では陸マイラーという言葉も一般的になってきました。
少し前まで、マイレージというサービスがどういうものなのかすら広く認知されていませんでしたが、特にリーマンショック以降、顧客の囲い込み戦略をあらゆる航空会社が強化した結果、これまで会社で飛行機に乗っていた層以外の顧客にも乗ってもらうべくマイレージなどの付加価値のサービスが次々と拡充されています。
飛行機に乗ることがなくても、マイレージを貯めることが出来る方法が広がり、買い物をしたり、サービスを利用したりすることでマイレージを貯めて旅行を楽しむ陸マイラーと呼ばれる方が増加しています。
これまでは商社や海外勤務など一部の限られた方だけが効率的にマイレージを飛行機に乗ることによって貯めることが出来ましたが、今では飛行機に乗らなくてもマイレージは貯められます。
その方法としてはクレジットカードの決済を上手に利用してより高還元率なレートでマイレージを交換する必要があります。
どのクレジットカードを利用しても還元率が同じでは、クレジットカード会社間の競争になりません。
クレジットカード会社にとっても、顧客を囲い込むためにはより付加価値の高いサービスを提供し続けなければすぐに他社へ顧客が流れてしまいます。
企業間の競争の結果、より条件の良いクレジットカードを作成し、使用することが陸マイラーとしてマイレージを貯める上では重要になってきます。
その中でもANAのゴールドカードはマイレージが貯まりやすいカードとして広く知られています。
また、ゴールドカードになると、年会費が発生しますが、その分手厚いサービスを受けることが出来ます。
例えば、旅行先で万が一のケガが病気になった時の備えとして大切な旅行保険ですが、ゴールドカードではカードに付帯して旅行保険が付いています。
保証金額はどのクレジットカード会社で発行するのかによって変わってきますが、最低でも傷害で5000万円の補償が一般的です。
外国に行くと日本とは異なり、医療保険は適用されません。
ちょっとしたケガや病気で思いがけない金額の請求をされることも珍しくありません。
旅行へ良く行くという方は、保険に都度入る手間も省け、またもちろん保険代金の節約にもなります。
クレジットカードにはショッピングカード保険も付帯しています。
日本は世界的に治安が良い国ですので、意識することがあまりないスリなどの被害に合ってしまった際に保証をしてくれます。
また、海外は手荷物の扱いも日本よりは荒い場合もあります。
せっかく購入したお土産などが破損してしまった際の保証になります。
また、空港でクレジットカードラウンジを利用することも出来ます。
ANAの飛行機に乗りに空港に行った際に、時間を潰すのに困った経験はないでしょうか。
エコノミークラスの場合航空会社のラウンジを使用することは一定レベル以上の会員ランクの方しか利用することが出来ませんが、ゴールドカードを持っていればクレジットカードのラウンジを使うことが出来ます。
中ではジュースや軽いお菓子などが用意されていますので、ゆったりと時間を過ごしたり、仕事を行うことが出来ます。
飛行機の待ち時間も有効に使いたい方には向いています。
忙しいビジネスマンでラウンジでも仕事をしたい方は1枚作っておくと便利なカードになります。
また、発行したクレジットカード会社によって、定期的に会員向けに会報を送ってくれます。
コンサートやライブのチケットを割安に購入出来たり、会員枠で入手が難しいチケットを購入することが出来ます。
普段から音楽のコンサートや観劇に行く方は持っておくとチケットの購入がスムーズになる場合があります。