高還元のクレジットカードに要注意!デメリットもしっかり理解しておこう。
一般的に高還元のクレジットカードは還元率1.0%以上を指しており、よく買い物をされる方ほどお得になります。
しかし無条件でお得になるわけではなく、デメリットもあることを把握しておきましょう。
よくあるのは還元率の高さに比例して年会費が高額になることで、あまりカードを使用しない方にはマイナスになる可能性があります。
無条件で高還元になるわけではなく、年会費が高めに設定されているので、ある程度高額の買い物をする方でないと年会費を相殺できないことが多いです。
また年会費をゼロにできるタイプもありますが、年間の利用金額が設定されています。
年間に30万円や50万円などの利用をすることで、年会費がゼロになるわけです。
現金払いが主流でカードはほとんど使わないという方は、高還元のデメリットのほうが大きくなるかもしれません。
ポイントやキャッシュバックを受けられるのがカード払いのメリットですが、年会費のほうが高額になっては意味がありません。
お得に活用するためには年会費が無料になる金額以上の使用をすること、または年会費以上のポイント還元を受けられることです。
年間のお得度をシミュレーションしてみて、現金払いとどちらがお得になるか比較してください。
高還元であることは魅力的ですが、使用頻度・金額によっては損をすることもあるわけです。
一般的に利用金額が大きい方ほどお得になり、50万円以上利用する方ならメリットのほうが大きくなると言えます。
お得に活用するためには支払い方法もポイントとなり、一括または2回払いの利用が最適です。
これらの方法は利息という手数料が発生しないので、現金払いよりポイント還元分だけお得になるわけです。
3回払いになると利息が発生し、利率はキャッシングと同じくらいになります。
実質年率で15.0%程度の利率となるため、ローンと考えて問題ありません。
お得に利用するためには利息の発生しない支払い方法を選ぶことなので、1回あたりの利用金額は大きくなりすぎないようにしましょう。
使用分は1回で支払うと徹底しておけば、使いすぎることはないはずです。
使いすぎで失敗してしまう方に共通するのは、支払い回数を増やしすぎることにあります。
クレジットカードを利用する目的は現金払いよりお得、かつ安全に買い物できることです。
メリットとデメリットを比較してデメリットが大きくなるようでは意味がありません。
高還元という魅力だけに着目することなく、自身の使用状況にマッチしているか見極めることが大切です。
実際にシミュレーションをしてみると、現金払いのほうがお得になるケースもあります。
年間の利用額が大きければ年会費が無料になることが多く、かつポイントが還元される分だけお得になります。
しかし利用額が現金のときより増えてしまうと、結果的に消費を増やすことになりかねません。
一般的に現金払いと比較して2割程度は浪費が増えると言われているので、毎月の家計管理は徹底してください。
クレジットカードの所有枚数は基本的に1~3枚に抑えておくのが好ましいです。
枚数が多くなるほどポイントが分散されて、うまく貯めることが難しくなります。
ポイントには有効期限が設定されたものがあり、長期間使用しないと失効することがあります。
ポイントを効果的に貯めるには所有枚数を減らすこと、そして有効期限を把握しておくことです。
光熱費や水道代などの固定費用の支払いに使用するのもポイントを効果的に貯めるコツです。
所有枚数が多い方は使用したいないものから解約をしていくといいでしょう。
枚数を減らすことでローンの契約時に審査を有利にできるメリットもあります。
審査で不利になってしまう方の特徴として、契約件数が多いことがあります。