クレジットカードのポイント還元率だけに注目するのは、要注意。
クレジットカードはポイントの還元率が注目されがちですが、還元率だけに注目するのは要注意です。
というのは、還元率が高いということは、それをエサにして多くの人を獲得しようとしているという事が明確だからです。
つまり、そうしなければ顧客を獲得出来ないという事が考えられるという事です。
顧客が獲得できない理由として考えられる一番の理由は信用を獲得出来ていないという事があります。
高還元のカードのほとんどは無名のカード会社が発行しているといってもいいでしょう。
そのため信用がないのでなかなかお客さんを獲得出来ないのでこうしたカードを作っているという事があります。
信用というのはこれまでの実績が必要になるので、これを重要視したいという人であれば、こうしたカードは検討する余地があるといっても良いでしょう。
カードというのは大切なお金を扱うモノですから、まずは信用できるところでないと使えないと考えるのは当然という事になります。
ただ、これはあくまでも信用できるかどうかだけの判断であって、実際にサービス内容がどうかという事の確認にはなりませんから、ネットでさまざまなサービス内容を調べて使えるカードなのかどうかを調べてみると良いでしょう。
勿論会社の信用もネットで調べてみるという事も出来ます。
カードを作成するぐらいの会社になれば当然ホームページは開設されているので、そこで会社の情報を見てみればどういう業績の会社なのかという事もすぐに分るようになります。
信用できるところかどうかもそうしたところからある程度は調べられるという事は言えるでしょう。
逆にそうした調査をするのであれば、何も調べないで名前を聞いたことがあるという程度で信用しているところよりも信用性は高くなるといっても良いかもしれません。
名前を聞いたことがあるから安全というような考え方は単なる思い込みでしかありません。
自分でいろいろと調べて納得できる会社であれば、それは信用に値するという事になるはずです。
また、他に考えられる理由として無理をしているというケースがあります。
これはシェアの拡大などを考えて過剰なサービスをしているというようなケースです。
この場合はキャンペーン期間が終ればそのような過剰なサービスも終わるという事が考えられますし、無理をしているので経営難に陥る可能性もあるという事が考えられます。
ですから、これについても過剰なサービスなのかどうかという事も調べておくと良いでしょう。
これにもネットを活用すればかなりの事について分かるようになります。
そして、実際に使えるサービスがあるのかどうかも注意して確認する必要があります。
ポイントは高還元だけれども、そもそもそのポイントが付与されるサービスを使わないというのであれば、全く意味がないカードという事になります。
使えないカードのポイントが高還元でも全く意味は在りません。
使って初めてポイントが付くわけですから、これは真っ先に考えなければなりません。
例えば飛行機を利用した時に高ポイントが付与されるカードを持っていても、飛行機を利用しない人に取っては全く意味がないわけです。
業者としてはとにかく利用者を増やしたいという思惑がありますから、高還元という謳い文句作ってとにかく契約者を増やしていくという事をしたがるわけですが、あまりに無茶な事をすれば当然事業として成り立たなくなるわけで、ビジネスとしてちゃんと成り立っているモノなのかどうかという事を考える必要もあるという事です。
ある意味では高還元率というのはエサのようなものなので、それにすぐに飛びついてしまう事の無いようにしっかりと確認してカードは作るようにすべきものです。